仮設住宅空地に子供だけで建設できる仮設シェルターを提案します。無数の円パーツを自由に組み立てていくと、ドーム状の空間が出来上がります。
「つくる」ことは楽しいだけでなく、共有感や達成感が得られます。このドームは被災した子供同士のコミュニケーションツールとして利用できます。
直径2800mm、内包1250mmの小さい子供用のシェルターです。仮設住宅の子供達が集まってくる事を期待します。
パーツとなる円筒の製造に関しては、レーザーカッターを使用する事でスピーディーに精度の高いパーツを制作できた。
ドーム頂上からつくりはじめる。やり方は簡単で好きな円筒を選び、外と内をガチャックでとめていく。
円筒が下につくまで接続する。接続が終わったら、ドームがへ垂れないよう円周をテープで固定しておく。
制作時間:1h30min、(大人1人の場合)子供4人が4方向から同時に制作すれば所要時間は短縮できると想定できる
あらかじめ円筒の角度を少しずつ変え、円筒同士が重ねられるようにしておく。全てを重ねるとバームクーヘン状になり、持ち運びが容易になる。