Bamboo Concrete Shell

従来の建築では、高度な施工技術を用いることにより、図面通りの構造体を実現させることが可能である。
一方で、必ずしもすべての地域において正確な部材、高度な施工技術を活用できるとは限らない。

このプロジェクトでは、そういった建設条件下での建築施工において、図面と一致する正確な構造体の施工を目指すのではなく、出来上がった形を測定し、3Dモデルにフィードバックすることで、安全をチェックしていく設計・施工システム(Digital Adjustable Model)の構築を目指す。対象として、鹿児島県口永良部島(くちのえらぶじま)という離島おいて竹筋コンクリートシェルの建設を活動として行っている。