2008年度 奨励賞

板川 暢




埋め立て地における緑地とバッタ類との関係性からみたエコロジカルネットワーク計画





埋立地の緑地の構造とバッタ類の生息状況に焦点を当てて、調査を行った。造成から半世紀近くの時を経て、埋立地は自然環境として機能を求められている。生息環境が種の中で多様化しているバッタ類は、緑地構造との関係性が密接であり、直翅目の生息状況から、緑地の現状把握と評価を十分に行うことができると言える。本論では、緑地の持つ構造とバッタ類の生息状況との関係性を明らかにすることを目的とした。